姫路市の南西部に位置するちいさな住宅。
1階のLDKにはテーブルと一体となった長く大きなアイランドキッチンが悠々と構え、料理をしながらたわい無い会話が弾み家族の憩いの中心となっている。浴室には専用のコートを設け湯船につかりながら夜空や植栽を楽しみ疲れを癒してくれる。また、2階はそれぞれの個室で構成されているのだが、床にレベル差をつけステップフロアにすることで視線が交差し躍動感が生まれている。
余分な要素をできる限りそぎ落としコンパクトに納めつつも、単調になるのでなく、それぞれの場が互いに影響を与え合い豊かな空間をつくりだしている。